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【研究】人の悪口を言うと、自分自身が傷つく理由

  • 人の悪口を言うと、自分自身が傷つく理由。【脳科学】  NAVERまとめより  

    - 脳は主語が理解できない -

    私たちが日頃何気なく使っている言葉が、脳と体に大きく影響しています。例えば、脳は主語を理解できないという性質を持っています。主語が理解できないので、自分が発した言葉全てを自分のこととしてとらえてしまいます。


    ここで言う「脳」は、「古い脳」を指しています。大脳新皮質(理性・知性の脳)を「新しい脳」、それ以外を「古い脳」と呼びます。
    人間特有の高度な精神活動を担当する「新しい脳」のほうは主語を認識できているのですが、感情を司る「古い脳」のほうは認識できず、新しい脳から送られてくる情報をすべて鵜呑みにしてしまう性質があります。

    だから、人の悪口を言うと、脳の中では自分が悪口を言われた時と同じ状態になります。つまり、相手の悪口を言うと、自分自身に悪口を言っていると判断し、自分も傷つき気分が悪くなります。人をけなしてばかりいる人は、なぜか自己嫌悪に陥っていくのはそのためです。そして、より、人に対して攻撃的になります(自分が自分を無意識に攻撃している状態となるわけですから逃げようがありませんね)。

    スポーツの試合で、どうしても勝ちたくて、「あ~相手がミスればいいのに」「相手のシュートが入るな!」などと思うことが、あります。それは、知らないまま自分で自分に呪いをかけていることになっているのです。反対に、相手を褒めれば、自分が褒められたのと同じ状態に。
    反対に相手を褒めてあげると、自分が褒められたと思い、気分が良くなり自尊意識が高まります。

    タイガーウッズは、ココ一番の大勝負の瞬間、対戦相手が上手くいきますように!と祈るそうです。相手という自分に余計な呪いをかけない!だから自分を妨げる思いが少ないのです。その結果あれだけの成果を出せるのです。凡人とは逆の思考なのです。

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