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【連載】心のラジオ、COCOらじ 《Vol.19春号》


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今回の話も前回に続き、「心の関節」についてです。前回の話の最後に、「人生で自分の力を最大限に発揮できるために自分に声をかけてくれる人生のコーチはいますよ」と断言しました。

皆さんは、そのコーチに出会えていますか?常に誰かよりは立派は自分を求め、心が休むことなく緊張感で疲れている時に、固まった心を原点に戻せるように指導してくれるコーチがいますか?人の目が怖く自分らしく生きるよりも周りに合わせて生きてきた結果、本当に大切にすべきものから遠ざかっていると危機感を感じている時に、心にブレーキをかけてくれる人生のコーチがあなたにはいますか?

自分の力を最大限に発揮しながら生きるためには、「心のしなやかさ」を忘れないことです。「心のしなやかさ」を持つには、伸びきったまま固まってしまった心の関節を曲げる作業が必要です。力が入りすぎて固くなった心の関節を曲げるには大きな力が必要です。しかし、人にはそのような強力な力はなく、自分の意志よりも強い外からの力を待つのみです。この逆らえない外力によって、伸びきったまま固まった心の関節を曲げることができます。

自分の意志とは無関係に外から寄ってくる力の存在。実は、この存在が「試練」という名を持った人生のコーチなのです。人は「試練」に出会うと、自分の意志では逆らえない力によってある経験をします。その経験とは、痛みであり、苦しみである。また、挫折とも言うし、絶望とも言えるものです。しかし、「試練」という人生のコーチの指導を受けながら、人は心の関節を曲げる大切さを覚えます。人生の舞台で観客からの評価よりも大切なことは、自分のすべき演技を貫くことであると気づきます。このような学びは、心の関節を曲がる状態になったからわかることです。

人の関節がすべて曲がっている姿勢をご存じですか?それは、「土下座」の状態です。「土下座」は、一般的に謝る行為として理解されていますが、しかし、人の心が最も低くなっている状態としても説明できます。人は、「試練」という人生のコーチの指導を受けながら、まさに「謙遜」を学びます。心の関節が曲がり、心の構えが低く、自分の足元がしっかりと見えてきた時、人は人生で捨てるべきものと大切に拾うべきものを分別することができます。「試練」は、その人に戸惑いと恐れ、厳しさを与えるでしょう。しかし、「試練」という人生のコーチの指導を受けることによって、生きる上で発揮すべき力をバランスよく引き出すことができます。

自分に声をかけてくれる人生のコーチ。皆さんは出会えていますか。コーチの指導は厳しいかもしれませんが、その時間を通して生きる上で必要は「心のしなやかさ」を学ぶことができます。次回では、「人生の坂道とグルービング工法」についてお話します。

[11]cocoらじ連載@2016.4月号.pdf